北海道に9泊10日で乗り込むぞ!と宣言した前回の日記からしばらく時間が経ってしまった。ちょうど20日ぐらいか。ざっと記憶の断片を書き残しておくと、赤子と大型犬、社員スタッフを引き連れて10日はやりすぎた。とてもハードでタフな風の北斗の拳みたいな旅だったと言っていい。You are shockすぎた。
これから月初日記やPodcastに散りばめていくと思いたいが、その直後に野沢温泉で自主イベント「奥信濃 VS 遠野のシシ対決」を控えていたため余裕なし。北海道旅の疲れと反動のケアと感情の咀嚼に72時間ぐらいかかったあとに福岡の編集者・桜井くんと遠野のシシ作家・富川岳くんをアテンド連れ回し酒地獄に誘おうと試行錯誤した結果、2日で15時間ずっと酒を飲んで熱々の温泉に何度も浸かる流れとなった。かなりはしょっている。はしょりすぎているだろう。
夏の記憶はほとんどこの20日に集約される気がしている。人間と地域に向き合う業みたいなものを煮詰めたような時間だった。酒を飲んでクダをまいて、熱々の温泉で感情を流してリセットする。ただこれだけでいいのかもしれない。考えすぎても答えは出ず、なるようにしかならない。元気を取り戻して、適切に応答していくだけ。こぼれ落ちるものも多々あろうが、人間が掴める欲望の総量は意外と大したこたぁない。残るものは残る。こぼれるものはこぼれる。
こんなことを書き残しながら8月はまた3本のイベントが進行している。ここにもう1本ぐらいねじこめたら理想的だ。月4本のイベントを秋まで続ける気配がそこにある。気づいたら夏はあっという間に終わるだろうな。悠長に立ち止まっている場合なんてここ10年で一度もなかったし、むこう8年はきっとずっとこんな感じ。
コメントを残す